こんにちは、働くニートおにぎりパンです。
6月に伊豆半島を回った際に「河津七滝」と呼ばれる7つの滝を巡ってきました。
本記事では静岡県は伊豆半島にあります、「河津七滝」について紹介するほか、河津七滝のおすすめの回り方も紹介します。
本記事は以下の人を対象に書いてます。
静岡県の観光地を知りたい
伊豆半島の観光地を知りたい
河津七滝へのアクセス・駐車場情報が知りたい
河津七滝の所要時間や回り方を知りたい
それでは行ってみよう!!
~目次~
河津七滝とは
河津七滝(かわづななだる)は静岡県は伊豆半島の賀茂郡河津町を流れる河津川の、約1.5 kmの間に存在する7つの滝の総称です。
河津七滝温泉と並び河津町観光のメインスポットとなっています。
河津七滝の見どころ
河津七滝の見どころはその名の通り7つの個性豊かな滝です。
ここでは7つの滝を紹介しましょう!
※紹介順は下流側からです。
大滝(おおだる)
一番下流にある滝であり、7つの滝の中で一番大きな滝が「大滝」です。
実はこの滝、河津七滝だけでなく、伊豆半島全体でも最大級の大きさを誇る滝です。
温泉街から一番アクセスしやすい滝でもあります。
大滝へ行ける遊歩道の入り口は「七滝茶屋」というカフェの隣にあります。
大滝への遊歩道は隣の旅館「天城荘」が管理している都合で開いている時間が決められています。閉門時間以降は大滝に行けなくなるので注意してください。
また、遊歩道の途中には温泉がありますが、天城荘の私有地なので、利用したい場合は天城荘フロントまで問い合わせてください。
出合滝(であいだる)
大滝から河津川を上流のほうへ10分ほど歩くと2つ目の滝「出合滝」の入り口にたどり着きます。
出合滝は高さ2 m、幅2 mの小さな滝ですが水が非常に透き通っていて美しいです(河津七滝すべてに言えることですが)。
カニ滝(かにだる)
出合滝から徒歩5分ほどで3つ目の滝「カニ滝」にたどり着きます。
カニ滝は高低差2 m、幅1 mのこれまた小さな滝です。
滝の横の切り立った岩場がカニの甲羅のように見えることからこの名前が付いたようです。
初景滝(しょけいだる)
カニ滝から徒歩10分ほどで4つ目の滝「初景滝」に到着します。
初景滝は高低差10 m、幅7 mの滝で、河津七滝の中では3番目に大きな滝です。
初景滝の名前は昔、滝の近くの洞で修業をしていた「初景」という名の行者に由来するものらしいです。
初景滝のそばには川端康成の「伊豆の踊子」のブロンズ像が設置されており、写真スポットとなっています。
蛇滝(へびだる)
初景滝から徒歩10分ほどで5つ目の滝「蛇滝」に到着します。
蛇滝は高低差3 m、幅2 mの小さな滝です。
滝横の玄武岩の模様が、河津七滝に語られる大蛇伝説の蛇の鱗を連想させるということで、この名前が付いたそうです。
エビ滝(えびだる)
蛇滝から徒歩3分、6つ目の滝「エビ滝」に到着します。
エビ滝は高低差5 m、幅3 mの滝です。
滝の形がエビの尾っぽに似ていることからこの名前が付いたそうです。
釜滝(かまだる)
エビ滝から徒歩1分、えび滝の裏にあるのが河津七滝最後の滝「釜滝」です。
高低差22 m、幅2 mの滝はまさに迫力満点です。
かつてはこの高い高低差の谷は「地獄谷」と呼ばれ恐れらていたそうです。
河津七滝の回り方
河津七滝を回る際の注意点を押さえて、より効率よく観光を行いましょう。
まず初めに、河津七滝を見て回るということは、川沿いの遊歩道を約2 kmほど歩くということになります。
その際に押さえておいた方がいい点は以下の2点です。
1. 出発点(上流側から下る or 下流側から上る)
2. バスを使うかどうか
以下、これらのポイントについて解説します。
出発点(上流側から下る or 下流側から上る)
出発点に関しては、上流・下流どちらからでも七つの滝を見て回ることができます。
ただ、上流から見て回る場合と下流から見て回る場合でそれぞれメリット・デメリットがある点を押さえましょう。
上流から下る場合
上流から下る場合は「水垂」というバス停、もしくはそれに隣接する駐車場が出発点となります(駐車場の項目を参照)。
上流から下るメリットは体力的に圧倒的に楽な点にあります。
1.5 kmという距離でかつ遊歩道の上とはいえ、そこそこ急な階段などもあるコースとなるので、上流側から下っていく方が圧倒的に楽です。
一方で、景観的にはいまいちだったりします。
上流から下っていくとどうしても滝を上から見下ろすことが多くなります。
ですから、皆さんが思い浮かべる「滝」の姿を見るためには、一度滝を通り過ぎて振り返る必要があるわけです。
と思う方もいると思いますが、私としてはやはり歩いて目の前に滝がドーン!と現れたほうがテンション上がると思うんですよね。
ということで以下、上流か下る場合のメリット・デメリットをまとめます。
基本下りだから圧倒的に楽
観光的にいは下流からの情景のほうが感動すると思う
下流から上る場合
下流から上る場合はバス停であれば「大滝入口」もしくは「河津七滝」、駐車場であれば「河津七滝駐車場」が出発点となります(駐車場項を参照)。
下流から上る場合のメリット・デメリットは上流から下る場合のメリット・デメリットの逆です。
川を上っていく必要があるので必然的に上り坂や上り階段が多くなります。
場所によっては結構急な上り階段があったりするので、体力的には少ししんどいかもしれません。
とはいえ、1.5 kmという距離なので、足が悪いなどのハンディキャップを持った方でなければ問題なく歩き切ることはできるでしょう。
メリットは、目の前に美しい滝の姿が飛び込んでくることです。
前項目でも書きましたが、最初の滝の見え方は上流から下る場合と下流から上る場合では全く異なります。
滝は下流から見る方が圧倒的に感動できると思います。
ということで以下、下流から上る場合のメリット・デメリットをまとめます。
滝との出会いが感動的になる
登りが多くなるの体力的にはしんどくなる
バスを使うかどうか
続いて、バスを利用するべきかどうかです。
多くの方が河津七滝を見に車やバイク、観光バスなんかで来ることになると思いますので、川沿いの遊歩道を歩いて滝を見た後、元の駐車場か集合場所まで戻る必要があると思います。
その際にバスを利用することで徒歩を片道分に減らすことができるわけです。
バスは、上流側・下流側どちらにもバス停があり、片道270円約10分間で行き来できます。
結論を書くとバスは使ったほうがいいです。
ただし、本数が少ないので場合によっては歩いたほうが早く戻れると思います。
河津七滝の所要時間
私の場合は、歩いて七滝を回り、歩いて帰ってきて大体1時間半ほどでした。
帰り道で雨が降ってきて、小走りになったことを考えると、2時間ほどを見ておけば十分に見て回れると思います。
また、一番下流の大滝がある河津七滝温泉と、一番上流にある釜滝近くにある水垂駐車場間は路線バスが通っており、片道270円約10分で行き来できます。
バスの本数は多くはないですが、歩くと片道30分程度はかかるので、バスの利用も考えてみてはいかがでしょうか?
利用料金
駐車場・見学料含めて無料です。
アクセス・駐車場
アクセス
公共交通
伊豆急行線河津駅より東海バス修善寺行約20分「大滝入口(下流側)」もしくは「水垂(上流側)」で下車
車
東名高速沼津I.Cを下りR414天城峠方面、ループ橋を下り終え直ぐ左折河津七滝入り口より約500メートル
駐車場
無料駐車場が下流の温泉街と上流の釜滝側両方にあります。
また両方の駐車場のそばには市営バスのバス停があるのでバスを利用して行き来することができます(本数は少ないので注意してください)。
河津七滝駐車場(温泉街駐車場)
河津七滝温泉街の中にある無料駐車場です。
位置的には大滝と出合滝の間に位置しており、大滝まで大体徒歩10分ほどです。
こちらの駐車場のほうがわかりやすいし、広いのでおすすめです。
住所:静岡県賀茂郡河津町梨本379-13 七滝観光センター
水垂駐車場(上流側駐車場)
一番上流の釜滝側にある無料駐車場です。
距離的には釜滝から徒歩10分ほどになりますが、釜滝との間には高低差がかなりあり、駐車場のほうが高い位置にあります。
駐車可能台数も10台ほどであまり大きな駐車場ではないですが、マイナー駐車場なので意外と空いているかもしれません。
住所:静岡県賀茂郡河津町梨本 水垂(バス停)
基本情報
住所:静岡県賀茂郡河津町梨本
利用料金:無料
定休日:年中無休
営業時間:24時間営業(大滝は8時~18時まで)
アクセス:アクセス項参照
駐車場:無料駐車場あり(詳細は駐車場項を参照)
所要時間:1時間~2時間
まとめ
静岡県は伊豆半島にある「河津七滝」についてまとめてみました。
いかがでしょうか?
伊豆半島内陸の天城山がもたらす非常に雄大な自然を体感できるスポットですので、伊豆一周には少しアクセスしずらい立地をしていますが、ぜひ行ってみてください。
ではでは~ノシ