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【映画感想】アクアマン【ネタバレなし】

こんにちは、おにぎりパンです。

引っ越しがあり、更新が滞っていました。

 

今回は久しぶりに映画について書こうと思います。

一応、映画は結構見てるんですけど、アウトプットにかかる時間を考えると書くのが億劫だったんですよね。

今回、書こうと思うのはスーパーマンやバットマン、ワンダーウーマンで知られるアメコミ二大巨頭の一角DCコミックの「アクアマン」です。

 

不人気スーパーヒーローだったアクアマン

初めにアクアマンについて少し紹介しましょう。

 

皆さん、アメコミといえばだれを思い浮かべるでしょうか?

多くの人はスーパーマンやバットマン、アイアンマンやスパイダーマンなんかを思い浮かべるのではないでしょうか?

ちなみに、私はX-MENのウルヴァリンを思い浮かべました。

おそらく、この質問をされて「アメコミといえばアクアマンだろJK」と答える人はいないと思います。

この流れから察した方も多いのではないかと思いますが、今回紹介するアクアマンは非常にマイナーなキャラクターです。

おそらく、日本でアクアマンを知っていた人は相当なマニアの方々だけなのではないでしょうか?

私も映画「ジャスティスリーグ」でその存在を初めて知った口です。

 

そんなアクアマンですが、実は1941年にDCコミックの雑誌で初登場しており、スーパーマンと肩を並べるほどに長い歴史を持つキャラクターなんです。

しかし、日本での知名度がほとんどないのと同様に、アメコミ本場のアメリカにおいてもアクアマンは長年マイナーキャラ扱いされていました。

それは、時代の変化にアクアマンがついていけなかったことが原因なのですが、制作陣も死に体のアクアマンを復活させようと色々設定をいじったり、後付したりしたのですがその努力もむなしくアクアマンは終いにはネタキャラ扱いされてしまう始末でした。

しかし、2011年にDCコミックの作品をクロスオーバーするために「THE NEW 52」としてDCコミック全体の世界観にテコ入れが入りました。

この時にアクアマンの設定も一新されることとなり、これを機にアクアマンは人気を取り戻し、今回の映画化につながったわけです。

そのため、今回の映画「アクアマン」は2011年の「THE NEW 52」の設定に基づいて製作されています。

 

映画「アクアマン」あらすじ

本作の主人公「アーサー・カリー」は灯台守の父と海底帝国アトランティスの王族を母に持つ半アトランティス人である。しかし、彼が幼い日に彼ら家族はアトランティス王国の王族である母を連れ戻すためにやってきた、アトランティスからの刺客に襲われることとなる。愛する家族を守るため彼の母親はアトランティス王国に帰ることを決意するのだった。

月日は流れ、大人になったアーサーは、半アトランティス人としての超人的な能力を使い人助けをしていた。そんな彼のことを人々は「アクアマン」と呼ぶのであった。

一方で、北大西洋の海底遺跡ではアトランティス王国のオーム王と海底王国ゼベルの王ネレウスが会談をしていた。オーム王は地上人が海を汚染し続ける現状に我慢の限界を迎え、地上との全面戦争に乗り出そうとネレウス王に打診する。しかし、オーム王はこの地上への攻撃を理由に、七つの海を統べる海の覇王「オーシャンマスター」の称号を得ることが狙いなのではないかと考え、懐疑的な姿勢を貫くネレウス王。そこへ地上軍の潜水艦が突如として攻撃を仕掛けて来る。この地上からの襲撃により、ネレウス王は地上の危険性を認めざるを得なくなるのであった。

地上との対決姿勢が強まっていくアトランティス王国。しかし、その現状を憂うものも存在した。ネレウス王の娘にしてゼベルの姫でもあるメラである。彼女は地上へ行き半アトランティス人のアーサーへと助けを求める。戦いを止めたいというメラに協力し、アトランティス王国へと向かうアーサー。そこで出会ったのはかつて彼を鍛え上げたアトランティス王国の重臣バルコだった。バルコは地上との全面戦争を止めるためには、オーム王の異父兄であるアーサーが伝説のトライデントを見つけアトランティスの王位につかなければならないと話す。

はたしてアクアマンことアーサーはトライデントを見つけ出し、地上と海底王国の戦争を止めることができるのか!?

 

感想

映画を見た感想を書いていきます。

あくまでネタバレをしないようにしながら、映画を見る際に注目してほしいポイントなどを書いていきます。

 

注目ポイント

本映画を見るうえでの注目ポイントをいくつか紹介します。

もちろんネタバレはなしです。

 

全体的に鮮やかで明るい色調

本作はDCコミック原作の映画化なわけですけど、過去のDCコミックの映画化作品からは大きく方針転換していることがわかります。

DCコミックは全体的にシリアスで絵作りが暗い作品が目立ってきました。

代表的なものはバットマンを主役としたダークナイトシリーズだと思いますが、その後の「バットマン vs スーパーマン」や「スーサイドスクワット」などのダークヒーローを全面に押し出してきました。

しかし、前々作の「ワンダーウーマン」、前作の「ジャスティスリーグ」ではどちらかというと正統派アメコミヒーロー路線に切り替え、作風もシリアスから多少なりともコミカルなものになりました。

映画「アクアマン」はそこからさらに作風が変化し、いかついオジサンながら若干天然が入って憎めないヒーロー「アクアマン」を主人公とし、絵作りもこれでもかというくらい華やかなものとなっています。

美しく色鮮やかで見るものの目を奪う本作の海底の描写は意識せずとも印象に残ること間違いなしです。

 

ファンタジーとリアルが混ざり合った多彩なアクションシーン

本作は様々なアクションが描かれており、そのどれもがかなり力の入った見せ場だらけのものとなっています。

まずはアクアマンはその出生や性質上、“地上” だけでなく “水中” での戦闘描写が多くなります。

これに加えて、スーパーヒーローらしくパワフルに戦うアクアマンだけでなく、水を操り、時には本物のプロレス技を駆使して戦う本作のヒロインであるメラと対照的なバトルスタイルの2人を見事に表現しています。

さらには、超人的なヒーローの “個” の戦いを描くにとどまらず、アトランティス王国という “軍” と戦うという大規模な白兵戦まで組み込まれている始末。

描かれるバトルシーンが毎回新しく、決して飽きることはありません。

 

そして、これらのアクションシーンを練り上げた男が本作の武術指導をしている「ジョン・バレラ」です。

彼はマーベルコミック原作の映画「マイティ・ソー バトルロイヤル」や「ブラックパンサー」でも武術指導を経験しており、アメコミスーパーヒーローもののアクションをやらせれば右に出るものはいないような人です。

その一方で、「ジョン・ウィック」や「クリード 炎の宿敵」でも武術指導をしています。

つまり、非現実的な戦闘を描くコズミック映画のファンタジックなアクションもリアル志向の戦闘シーンもどちらも構成することができるのです。

リアルとファンタジーが程よくミックスされたド迫力戦闘シーンは本作最大の魅力といっても差しさわりないでしょう。

 

アクションシーンでの長回しカットとカメラワーク

アクションシーンでの実験的で特徴的なカメラワークも本作の魅力の一つです。

本作のアクションシーンではその華麗さも素晴らしいのですが、カットを挟まない長回しと空間を意識させる縦横無尽のカメラワークもアクションシーンをよりかっこよくしています。

 

このカメラワークは本作の監督である「ジェームズ・ワン」の得意技です。

ジェームズ・ワンは「Saw」シリーズのほか多数のホラー映画を手掛けてきたホラー映画の鬼才として知られている人物なのですが、一方で「ワイルド・スピード SKY MISSION」でも監督を務め、アクション映画の絵作りにおいても類稀な才能を見せつけました。

本作では「ワイルド・スピード」からさらに進化したジェームズ・ワンの絵作りを楽しむことができます。

きれいなだけでなく迫力も満点なので大画面で楽しみたい一作なのは間違いありません。

 

評価

まさに「エンタメはこうあるべき!!」を体現した名作といっていい作品です。

先ほども書いたように「映像美」「アクションシーン」共に素晴らしいです。

また、アメリカでは時代遅れといわれてきたアクアマンの世界観も、この映画の映像表現にかかれば非常に魅力的なものとなっています。

海底という人類にとっても未知な領域が多いところを舞台としているため、創作とわかってはいても、現実に本当にアトランティス王国があって、海底にはバケモノが跋扈しているのかもしれないというワクワク感と恐怖感が増幅されて感じることができました。

ただ、ストーリー展開が実にRPG的で王道な物なので容易に先の展開が読めてしまいます。

アクション映画なのでその辺は二の次という意見も理解はできるのですが、私はどういてもきになってしまいました。

上映時間が2時間半と非常に長いことも相まって、アクションシーンや海底の色鮮やかなシーンでは楽しめるものの、それ以外のシーンが少々ダレて退屈に感じてしまうのも事実だと思います。

とはいってもそれを補って余りある魅力にあふれた作品なので必見の一作といっていいでしょう。

もう公開終了間際ではありますが、大画面の劇場で見る価値のある作品であるのは間違いないですし、見逃した方もDVDやブルーレイでぜひ見てほしい作品です。

 

まとめ

映画「アクアマン」についてネタバレなしで紹介をしてきました。

本作を見るうえで以下のことに注目して見るとより映画を楽しむことができるのではないかと思います。

注目ポイント!

全体的に鮮やかで明るい色調

ファンタジーとリアルが混ざり合った多彩なアクションシーン

アクションシーンでの長回しカットとカメラワーク

本当に最高のエンタメ娯楽作品だと思いますので、劇場公開終了間際ではありますが、ぜひ劇場に足を運んでいただき、大画面で見ていただきたいです。

 

ではでは~ノシ

 

ABOUT ME
おにぎりパン
名前:おにぎりパン 年齢:アラサー 生息地:石川県産,広島在住 職業:大学院生 趣味:旅行,映画,ラジオ