こんにちは、おにぎりパンです。
前記事に続き、東北旅行(出張)の時の話を書いていきます。
この記事は続きもののPart④です。
お先に『その①』『その②』『その③』に目を通すことをお勧めします。
それでは始めます。
本当は11/12(月)~11/14(水)まで、仕事のようなものがあったのですが、幸いにも13日でそれが片付き、14日にフリータイムができました。
予期せぬ自由時間を得て、前日夜に急いでレンタカーを手配し仙台から西~南東に向かって攻めようとウキウキしながら行き先を調べていたわけです。
こうして私の東北旅行延長戦が幕を上げます。
11/14(水)
朝8時に手配していたレンタカーを取りに仙台市内の日産レンタカーへ向かいました。
平日にもかかわらず私のような暇人が多いのか意外と混んでいまして、その割に店員さんが少ないこともあり、30分ほど待ちましたが無事に車を借りいざ出発!(8:30)
最初の目的地は、、、
山形県が誇る重要文化財であると同時に史跡・名勝に指定されている寺、、、
かの俳人『松尾芭蕉』のゆかりの地で有名な『あの句』が読まれた場所として知られている、、、
『宝珠山 立石寺』!!
宝珠山 立石寺
立石寺(りっしゃくじ)読むそうです。
わたしははじめ『りっせきじ』と読んでました。
正式な寺号は『宝珠山阿所川院立石寺(ほうじゅさんあそかわいんりっしゃくじ)』だそうなので、『宝珠山立石寺(ほうじゅさんりっしゃくじ)』と読むのでしょう。
初めに書いておきますが、私はこのお寺について前情報皆無の状態で訪問したのですが、めちゃくちゃよかったです。
車を走らせること1時間強、立石寺周辺に到着します。(9:45)
周辺には無料駐車場もあるそうなのですが、規模も小さいそうなのでその辺の土地持ちが経営しているような1日500円の駐車場を利用しました。
「立石寺参道こちら」の案内に従い参道入口へ向かいます。
歩くこと10分、ほどなくして参道入り口へ到着。
立石寺に参拝します。

自然に囲まれて「まぁ、いいとこやんけ」くらいに思ってたんですよ。
参道の案内に従って奥へ歩いていきます。
天気と時期に恵まれて本当にきれいに紅葉しており、素晴らしかったです。

上の写真にも少し映っていますが、この鳥居の裏には『松尾芭蕉』の像が建立されています。
このお寺なんと松尾芭蕉が
閑さや 巌にしみ入る 蝉の声
と詠った地だそうです。
この俳句は知っていましたが立石寺が舞台だったんですね。
であれば松尾芭蕉は立石寺を夏に訪れたのでしょう。
生憎、私が訪れたタイミングではもう蝉は鳴いていませんでした。
もう少し奥に進んでいきますと謎の山門と謎の料金所が、、、
(紅葉ほんとにきれいでしょ?)
あの料金所兼山門は何かと、すぐ近くにあった案内図を見に行きます。
そこで気づきました。
「この寺めちゃくちゃ広いぞ!!!」
びっくりしましたよ。
ただの寺だと思って行ってみたら、案内図がこれ!!

これはお寺の敷地の中の案内図ですが、参拝ルートは案内図の一番右『登山口』から登り、案内図左へ進んで、中央付近からお山の上にある奥の院を目指し山に登ります。
下山後、案内図左端の『下山口』から出ていくという流れです。
ちなみに、この写真を撮ったところは案内図中央下付近の赤字で『現在地』と書かれているところです。
「山のほうすごくごちゃごちゃしてない?」と思いながら、これは登るしかないと決意。
山門のおばちゃんに料金を払い、往復でどれくらいかかるかを聞くと「お兄さん若いから1時間くらいで降りてこれると思うよ」とのこと。
山門をくぐるとまずは注意書きが

さらに下にも

「動物注意ってbewareを使うんや」と思いながら、いざ山登りへ。。。
登山道は基本的に整備されており、非常に歩きやすかったです。(とはいっても最低限スニーカーを履いたほうがいいと思います)
ですが、日ごろの運動不足がたたり、息も絶え絶えで登っていきます。
登山はそこそこハードでしたが、最高の天気と豊かな緑にきれいな紅葉などの自然な色彩にあふれており、そんな中に時折人工物が点在していたりと歩いていて周囲の景色に飽きることなく、ゆっくり歩くのも心地のいい場所でした。




途中、『奥之院』と『五大堂』の分かれ道がありますが、先に『奥之院』を目指すことをお勧めします。
といいますのも、おそらく立石寺最大の目玉は『五大堂』からの絶景ですので、そこがピークになります。
最悪『五大堂』さえ行けば『奥之院』は行かなくてもいいと思います。(どちらも行くのが一番いいんですけどね、、、)
25分ほど山を登り続けると終点『奥之院』に到着します。


私は寺や神社マニアではないので、「登り切ったあぁ!!」という達成感しか得られなかったのですが、好きな人が行けば色々感じたり、思ったりするのかもしれませんね。
少し休憩して、来た道を引き返し、次は『五大堂』を目指します。
五大堂の手前には『開山堂』『納経堂』という山寺随一の歴史を誇る建物があるのですが、私が訪れたタイミングでは工事中でした。
そこからすこし歩くと『五大堂』へ到着します。
ここからの景色はまさに「絶景」の名にふさわしいものでした。


この景色に関しては、写真では伝わらないものがありますので、機会があればぜひ自身の目でこの景色を見ていただきたいと思います。
そして、下山し山門兼料金所へと戻りました。
山登りは往復で45分ほどでした。
下山後は案内図の左端の『下山口』から出ていき車に戻り、次の目的地へ出発です。(11:00)
次の目的地は・・・!?
次の目的地は蔵王山の有名観光名所、季節や天候によって湖の色が変わることで有名な『蔵王山 御釜』!!
だったのですが、御釜に行くためには日本の名道50選にも選ばれた『蔵王エコーライン』という道を通るのですが、初日の『アスピーテライン』と同様冬季閉鎖されており、通ることができませんでした。(行ってから知りました)
他にも道があるのかもしれないのですが、これが行き当たりばったりノープランの旅の悪いところ。
そんなものは調べてないので当然知りません。
御釜はあきらめ、次の場所を目指します。
次の目的地は『宮城蔵王 キツネ村』を目指そうと思ったのですが、私の旅の相棒Googleマップによれば水曜日は定休日だそうであきらめました。(時期によっては水曜日も営業するそうです)
では、どこに行こうか、、、
Googleマップとにらめっこをする私。
御釜で時間をロスしたとはいえまだ正午過ぎ、まだまだ時間に余裕はある。
「少し足を延ばして福島県行っちゃおうか」
ええ、次の目的地が決まりました。
次の目的地は、、、
季節や天気、時間によって湖の色が変わる名勝地、
(あれ?さっき似たような文章書いた気がする、、、)
そう!!福島県『五色湖』です。
少し離れていますが、高速道路を駆使すれば今夜中にレンタカーを返せるはず。
私は意気揚々と五色湖を目指し車を走らせます。
しかし、途中工事で山形県米沢市で高速道路を降りる必要があったので素直に下道に切り替えました。
下道を進んでいきどんどん山へ入っていきます。
すると、電光掲示板に不吉な字面が・・・
電光掲示板「西吾妻スカイバレー 11月5日(月)~」
「ん?」
「いや、でもほら、五色湖に向かうのにこの『なんとかスカイバレー』て道使うかわかんないじゃん!?」
「いけるところまで行ってみればいいじゃん!?」
ええ、通行止めでしたよ。
白布温泉という温泉から先は進めませんでした。
迂回路もあるにはあるけど、五色湖到着と同時に日が沈みそう、、、
この時思ったよね。
「そういえば今日何も食べてないや」
決意は固まりました。
「飯食って仙台に戻ろう」
とりあえずおいしそうな店で15時くらいにやっている店を調べ、『支那そば 熊文』へ行きました。

ちょうスタンダードなあっさり醤油ラーメンでおいしかったです。
この後下道でゆったり仙台まで帰りました。
あれ?この日、立石寺しか行ってなくない?
そういう日もあるさ
11/15(木)
この日は昼のIBEX便で広島に帰るだけです。
なんですけど、天気が良かったこともあって、飛行機の中からの景色がきれいだったので写真だけ残しておきます。

仙台を出て新潟、富山、金沢、福井と日本海側の上空を飛んで帰ったのですが、天気が良かったこともあり、きれいに富士山を見ることができました。

日本アルプス(飛騨、木曽、赤石山脈)のどれか。美しいですね。
以上が、ひと月ほど前に私が東北を一人で観光してきたときの記録です。
次の記事で今回観光した場所のまとめと絶対行ってほしい場所をランキング形式化何かで書こうと思います。
それでは今回はこの辺で、ではでは~