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【おすすめ漫画紹介 その1】映画大好きポンポさん【クリエイターに向いてるのは「陰キャ」!?】

こんにちは、おにぎりパンです。

 

皆さん、漫画好きですか?

 

私は漫画が大好きです。

 

昔からたくさん漫画を読んできました。

 

世代的には、『鋼の錬金術師』や『テニスの王子様』、『BLEACH』『金色のガッシュ』などがピンポイントではやっていました。

 

ですが、『ドラゴンボール』や『スラムダンク』、『北斗の拳』などの少し古い漫画も読んだものです。

 

いまでも漫画をよく読みますが、最近の漫画の完成度の高さはすごいとつくづく実感します。

 

これから、不定期で読んで面白かったおすすめ漫画を紹介する記事を書いていこうと思います。

 

今回は栄えある第一回ということで、、、『映画大好きポンポさん』を紹介します!!

 

 

『映画大好きポンポさん』ってどんな漫画?


『映画大好きポンポさん』第一巻表紙

『映画大好きポンポさん』は人間プラモこと杉谷庄吾先生が描く映画製作にスポットを当てた漫画です。

 

映画プロデューサーである『ポンポさん』の助手として働く映画オタクの『ジーン君』の成長物語を描いています。

 

構成自体は、映画オタクの主人公『ジーン君』が映画製作にかかわる機会を与えられ、周囲からアドバイスをもらいつつ、成長し大成するという王道な内容ですが、作者の「杉谷先生」のモノづくりへの熱量やクリエイター哲学が伝わってきて非常に魅力的な作品となっています。

 

第1巻はpixivコミックで無料公開されているのでぜひ読んでみてください。

 

この記事を書いている時点では2巻まで出ています。

 

作者

この作品を描いているのは「人間プラモ」こと「杉谷庄吾」先生です。

 

杉谷先生はプロダクション・グッドブックというアニメ制作会社に所属しているクリエイターで、企画用の漫画などを描いているそうです。

 

そして、もともと『映画大好きポンポさん』は深夜の5分アニメの企画として考えたものだそうです。結局、『映画大好きポンポさん』のアニメ化は叶わなかったのですが、『ポンポさん』というキャラクターをそのまま寝かせるのはもったいないと、杉谷先生が個人的に漫画にしてpixivに投稿したところバズって書籍化となったとのことです。(『映画大好きポンポさん』第1巻あとがきより)

 

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登場人物紹介

『映画大好きポンポさん』にはその題名にもなっている『ポンポさん』を初めてした魅力的なキャラクターがたくさん出てきます。

ポンポさん


ポンポさん:『映画大好きポンポさん』第一巻 P7 より

この漫画のタイトルにもなっている『ポンポさん』

 

映画の聖地ニャリウッドで活躍する映画プロデューサー

 

幼女にしか見えないが、これでも天才プロデューサーなんです。

 

年齢は作中では明かされておらず不明ですが、作中の天真爛漫さや言動からかなり幼く見える、かと思ったら映画作りに対してはっきりとした哲学を持っており、大人な一面も兼ね備えています。

 

映画作りに必要な才能をすべて持ち合わせた銀幕の申し子であり、才能だけでなく、伝説の映画プロデューサーとして活躍した祖父から強力なコネクションを引き継いでおり、若いながらとても活躍しているそうです。

 

にもかかわらず本人はわかりやすいB級映画を好んで撮っている変わり者。

 

作中では主人公であるジーン君の上司であり、映画製作者の卵であるジーン君を導く師匠的な立ち回りもしています。

 

ジーン


ジーン君:『映画大好きポンポさん』第一巻 P33 より

本作の主人公。

 

この作品は主に彼の視点で彼を中心に描かれています。

 

スクールカーストの最底辺を生きてきたナードであり、唯一の夢である『映画監督』を目指しペータゼンフィルム社に入社し、ポンポさんの助手として働いています。

 

作中において「自分にはこれしかない」と自分で言うくらい自他ともに認める映画オタクであり、映画バカ

 

しかしながら、映画の知識量には目を見張るものがあります。

 

作中では映画製作者の卵であり、ポンポさんをはじめ、周囲の人との関わり、そして映画製作を通じて大きく成長していく。

 

ミスティア


ミスティア:『映画大好きポンポさん』第一巻 P8 より

人気の若手女優。

 

美しくありながらフワフワした印象の女性。

 

売れっ子であり、ポンポさんの映画に出演する状としての役割のほか、女優の卵である『ナタリー』の師匠ポジションでもあります。

 

女優として大成している彼女ですが、何か大きな夢があるようです。。。

 

かわいい(にゃー)

 

かわいい(にゃー)

 

ナタリー


ナタリー:『映画大好きポンポさん』第一巻 P26 より

女優志望の田舎娘

 

サンロードというトウモロコシ畑しかない田舎出身で、幼いころから映画しか娯楽がなく画面の向こうの女優に強いあこがれを抱いていた。

 

晴れて女優を目指し田舎を飛び出すも、オーディションに引っかからずバイト生活をしている。

 

そんな生活の中でオーディションでポンポさんの目に留まり、売れっ子若手女優である『ミスティア』と生活を共にし、多くを学ぶ機会に恵まれる。

 

ペーターゼンさん


ペーターゼン:『映画大好きポンポさん』第一巻 P10 より

ポンポさんの祖父であり、伝説の大映画プロデューサー。

 

多忙な両親に代わり幼いポンポさんを育てた優しいおじいちゃん。かと思いきや、自身の趣味である映画を幼いポンポさんに観賞させ、内容を理解できたかどうかを確かめる感想戦を行うなど、映画に対しては妥協を知らず非常にストイックな一面を落ち合わせています。

 

ポンポさんの映画製作の才能はこの幼い日の英才教育の賜物なんでしょう。

 

作中では、アドバイザーの仙人的なポジションで『ジーン君』を導く一人として描かれており、登場回数こそ多くはないが非常に魅力的に描かれています。

 

コルベット監督


コルベット監督:『映画大好きポンポさん』第一巻 P107 より

ポンポさんのプロデュースする映画を撮影する映画監督。

 

作中における登場回数や役割は他の登場人物に対して少ないが、本作の落ちでもある非常に重要なアドバイスを映画監督の先輩としてジーン君に与える役割を担っている。

 

『映画大好きポンポさん』のここがすごい!!

私の感じる『映画大好きポンポさん』のすごさは以下の3点にあります。

1.杉谷先生の漫画のうまさ
2.映画や俳優、映画監督の知識
3.明確なメッセージ性

杉谷先生の漫画のうまさ

「絵」じゃなくて漫画」がうまいんです。

 

正直、「絵」のうまさなら、ほかにもいくらでも絵のうまい漫画家さんはいます。

 

杉谷先生は「漫画」が、めちゃくちゃうまいんです。

 

キャラクターの作りこみや愛情がはっきりと伝わってきますし、この漫画を読んでいる間は読者はみな須らく「ジーン君」になっていると思います。

 

それくらいに私は「ジーン君」に感情移入しながらこの漫画を読みましたし、「ジーン君」の感動が流れ込んでくるのを感じました。

 

キャラクターを魅力的に描くのはもちろんですが、非常に効果的に入れられたカラーページには度肝を抜かれました

 

鳥肌ものです。

 

ぜひともその目で確認してほしいと思います。

 

映画や俳優、映画監督の知識

私自身も映画は好きですし、映画監督や俳優の面白エピソードも好きなのですが、そのような細かいながらも、知っているとピンとくるネタがちりばめられているのも読んでいて非常に楽しめました。

 

あるシーンでは、「アマデウス」のあの俳優を連想させるエピソードが入っていたり、また別のシーンではアクションスターのあの俳優を連想させたりと、映画好きが見るとなお楽しめるという要素も私としては興味深くありました。

 

もちろん映画に詳しくなくても十分に面白い作品ですし、ちょっとした映画や映画監督の豆知識が作中で解説されていたりするので、それもぜひ読んでいただきたいです。

 

明確なメッセージ性

これもまた、作中のキャラクターが魅力的になっている要因の一つであると思います。

 

ポンポさんをはじめとしたキャラクターたちが明確に自身の(というか杉谷先生の)哲学を持っているのです。

 

作中では映画製作という話の中でその哲学を語りますが、何も映画製作だけの話ではなく、クリエイティブな仕事全般に言える哲学なのではないかと思います。

 

その顕著たる例として、作中でポンポさんが語るクリエイター哲学を1つ紹介します。

 

ジーン「なんでポンポさんは僕をアシスタントに選んでくれたんですか?」
ポンポ「ん?」
ジーン「この事務所には僕より学歴の高い人も僕より容姿のいい人も僕より仕事のできる
    人も大勢います。なのになんで僕なんかを・・・」
ポンポ「ああそれは簡単だね。なんてったってウチの若いスタッフの中でジーン君が一番
    ダントツで・・・目に光が無かったからよ!」
ジーン「・・・は・・・?」
ジーン「・・・・・・えっ?」
ポンポ「他の若い子はね・・・みんなもう目がキラキラしてたのよ。充実した学園生活。
    友人
や恋人と共に光り輝く青春を謳歌してきましたっていう瑞々しいきれいな
瞳。

    だけど満たされた人間っていうのは満たされているが故にモノの考え方が浅く
の。だって深く考えなくても今幸せだから。幸福は創造の敵。彼らにクリエイ
ター
としての資格なし。」
ジーン「な・・・なるほど・・・。」
ポンポ「そういう幸せな連中に比べてジーン君は社会に居場所が無い人間特有の追い詰め
れた目をしているの」
ジーン「・・・・・・」
ポンポ「ほめてるのよ」
ジーン「あ・・・ありがとうございます・・・」
ポンポ「現実から逃げた人間は自分の中に自分だけの世界を作る。まさに創造的精神活
    動!

    心の中に蠢く社会と切り離された精神世界の広さと深さこそがその人のクリエイ
    ターとしての潜在能力の大きさだと私は確信しているの。だから私はジーン君の
    その
社会不適合な目に期待しているのよ」
                                                         『映画大好きポンポさん』第一巻 pp38-42 より

 

4ページに渡って引用しましたが、ポンポさんの名演説です。

 

作中屈指の名シーンと言っても過言ではないでしょう。

 

この漫画中にはポンポさんの言う「社会と切り離された自分だけの世界」で夢中になって作業をするジーン君がたびたび描かれます。

 

そして、「社会と切り離された自分だけの世界」の中で「創造的精神活動」に明け暮れるジーン君は、一見サイコパスに見えるほど狂気を全面に押し出して描かれています

 

このことから、ジーン君のクリエイターとしての潜在能力の大きさが窺えますね。

 

このような、作者のメッセージをただのいい感じのセリフとしてだけでなく、キャラクターのその後の行動に反映させて描き切っていることで、メッセージの持つ説得力の底上げと、キャラクターの魅力を引き出すということを同時にやっているです。

 

まとめ

今回、私のおすすめ漫画『映画大好きポンポさん』を紹介しました。

 

この漫画は登場人物も魅力的ですが、

杉谷先生の漫画のうまさ
映画や俳優、映画監督の知識
明確なメッセージ性

もまた強い魅力となっています。

 

本作品は第一巻をpixivで無料公開されていますので、興味を持った方はぜひとも読んでみてください

 

第二巻も面白いので第一巻と共にぜひ手に取ってみてください。

 

pixivコミック

 

 

ABOUT ME
おにぎりパン
名前:おにぎりパン 年齢:アラサー 生息地:石川県産,広島在住 職業:大学院生 趣味:旅行,映画,ラジオ