2021年公開映画

映画「ノンストップ」感想

こんにちは、おにぎりパンです。

先日「ノンストップ」という韓国映画が公開されました。私の好みとか個人的な感想なんですが、日本に入ってくる韓国のアクションコメディ映画ってほぼハズレが無いんですよね。だから観てきましたよ、「ノンストップ」。

ということで本記事では映画「ノンストップ」についての感想を書き連ねていきます。

映画「ノンストップ」のあらすじ

 

あらすじ

揚げパン屋を営むミヨンは、パソコン修理工の夫ソクファンと娘と家族3人、つつましくも幸せな生活を送っていた。ある日、景品でハワイ旅行に当選した一家は人生初の海外旅行に旅立つが、搭乗した旅客機には北朝鮮のテロリストが乗り合わせていた。旅客機はテロリストにハイジャックされて危機に陥るが、そこでミヨンの隠されていた能力が覚醒。不審な男を瞬く間に打ちのめすほどの戦闘能力を発揮する。一方、夫のソクファンも愛する妻に見せていない別の顔を持っており、その秘めた能力で旅客機を救おうとしていた。

 

「ノンストップ」映画ドットコム

 

 

韓国での原題は「OK!Madam」というらしいです。先にも書いたように日本に入ってくる韓国映画ってほとんどハズレが無いような印象を持っています。特にアクションコメディに関しては、2019年公開の「EXIT」や2020年公開の「エクストリーム・ジョブ」なんかは、韓国映画という枠組みを超えて、歴代のアクションコメディの中でも最高傑作と言っていい出来栄えだと思います。

そんな期待の中で観てきた「ノンストップ」なのですが、結論から書きますと、非常にいい出来でした。細かい感想については次項で書いていきます。

映画「ノンストップ」の感想

非常に面白いアクションコメディ映画でした。万人におすすめしたい映画です。

アクションコメディなので、設定は荒唐無稽ですし、ツッコミどころが多い作品ですが、頭を空っぽにして見られるので、気楽な気持ちで観てもらえたら絶対に楽しめると思います。

割とよくある奥様はエージェントでしたもの

基本的な設定や物語の構成は割とよくある「奥様が実はエージェントで滅茶苦茶強い」というものです。

代表的な作品で言うと2005年公開の「Mr.&Mrs. スミス」や、現在、少年ジャンプ+で連載されている「SPY×FAMILY」なんかがそういった設定で作られていますね。

映画「Mr. & Mrs Smith」メインビジュアル 漫画「SPY×FAMILY」メインビジュアル

本作がユニークなのは韓国という国の持つ問題や特徴とこの設定を上手く絡めて設定を練り上げている点にあると思います。

まず、韓国は朝鮮戦争を経て北朝鮮と大韓民国に分断された歴史を持っていて、この二国間の問題は今現在も続いています。そして、北朝鮮の諜報員や工作員は日本の拉致問題に代表されるように実在する問題なわけです。本作では物語の主人公となるミヨンが北朝鮮の元エージェントで脱北して韓国に住んでいるという設定で、割と現実から地続きな設定を守っています。

そのほかにも、もはや韓国文化と言っても過言ではない整形ネタが出てくるほか、ミスリードを誘うような描写を織り交ぜるなど、この映画独自の工夫が多数あったと思います。

確かにツッコミどころは多いですし、荒唐無稽な話ではあるのですが、その中でも韓国の独自色を出して設定に組み込んでくる、この辺の練り方は本当に上手いし、面白いと思いました。

日本のお約束は通じない

韓国映画なので当然なのですが、日本の映画であるお約束の展開みたいなものって韓国映画では通じないことが多いです。

具体例を挙げると、2019年公開の「見えない目撃者」(韓国映画の日本版リメイク作品です)なんかでも、後半で警察が単身犯人のいる屋敷に突入するのですが、かなりあっさり殺されてしまいます。日本映画ではたぶん拘束されているだろう場面であっさり殺すという展開に少しびっくりしてしまいました。

本作でも、日本の映画だとこういう展開になるなという展開から若干外れる展開が多々あり、日本の映画やドラマを日常的に鑑賞している人でも非常に新鮮な気分で見ることができると思います。

アクションシーンはもう少し頑張れたのでは?

韓国映画のアクションシーンってカット割りが細かく、非常にスタイリッシュな印象を持っていたのですが(逆に言えば何が起きてるのかわかりにくい)、本作では若干もっさりした日本映画のアクションシーンみたいな印象を持ちました。特に過去の回想のアクションシーンですね。

別にもっさりしたアクションシーンが決してダメかと言われればそんなことはないのです。キアヌ・リーヴスの「ジョン・ウィック」だって最近のハリウッド映画とは思えないもっさりしたアクションが多数ある一方で、それは現代近接格闘(CQC)を本当に採用して映画に取り入れているためだったりするわけなので。逆にもっさりしたアクションのほうがリアルなんです。

でもね、韓国のアクションコメディは無駄にスタイリッシュなアクションシーンありきでしょ!頭空っぽにしてそれを観たいのに、若干肩透かしを食らった感が否めませんでした。とはいえ、飛行機の中でのアクションシーンは非常に良かったと思います。飛行の中だからこそある小道具を使ったアクションや、服装故に動きが制限されるシーンなんかは細かいですが、非常に丁寧でいい印象を持ちました。

まとめ

映画「ノンストップ」を観た感想を書いてきました。

本映画の良かった点・気になった点をまとめると以下のような感じです。

良かった点

頭を空っぽにして楽しめるいい映画

設定はこれまで使い古されたものだが、その中に韓国ならではの独自色があって面白い

飛行機という舞台ならではのアクションシーンがあったり、服装故に動きに制限がかかっていたりと、細かいところが丁寧に描かれていていい印象

気になった点

一部アクションシーンが若干もっさりしてる。もう少し頑張れたのでは?

 

日本に入ってくる韓国映画は本当に当たりが多いです。本作もその例に漏れず非常にいい出来栄えとなっているので、「何か映画を観たい!」「面白い作品教えて!」という人にはちょうど劇場公開されている本作をおすすめすると思います。本作はお金を払って映画館で観る価値のある作品だと思うので、ぜひ劇場で観てください。

 

ABOUT ME
おにぎりパン
名前:おにぎりパン 年齢:アラサー 生息地:石川県産,広島在住 職業:大学院生 趣味:旅行,映画,ラジオ