2021年公開映画

映画「パーム・スプリングス」感想

こんにちは、おにぎりパンです。

一週間ぶりに映画を観てきました。先週は特に観たい映画が無かったんですよね。あえて観るなら「ゾッキ」かなぁ。。。って感じだったんですけど、「ゾッキ」観るならモンハンライズやるわ。ってなってずっとモンハンしてました。

ところが一転、今週は豊作ぞ。「ハッピー・デス・デイ」を作ったクリストファー・ランドンの「スイッチ」に、MCUシリーズの「ブラックパンサー」として知られており、昨年8月に大腸がんにより死去したチャドウィック・ボーズマンの遺作「21ブリッジ」、アメリカ産のバカなタイムループラブコメ映画「パーム・スプリングス」、今勢いがすごい韓国映画で、しかも主演は俺たちのマブリーことマ・ドンソクの「ザ・バッド・ガイズ」。見たい作品がたくさんあるのに、どうしてイオンシネマではやってくれないの?クソが。

本日は上の4作品の中から「パーム・スプリングス」を観てきました。理由?時間が一番早かったからだよ!!

ということで、本記事では映画「パーム・スプリングス」についての感想を書き連ねていきます。

大きなネタバレは書きませんが、一応ネタバレを書く際は白文字で見えないようにしとくので、ネタバレ部分を読みたい人は記事の該当部分をドラッグしてください。

 

映画「パーム・スプリングス」のあらすじ

 

あらすじ

パーム・スプリングスで行われた結婚式に出席したナイルズと花嫁の介添人のサラ。ナイルズのサラへの猛烈なアタックから2人は次第にロマンティックなムードになるが、謎の老人に突然弓矢で襲撃され、ナイルズが肩を射抜かれてしまう。近くの洞窟へと逃げ込むナイルズとサラは、洞窟の中で赤い光に包まれ、目覚めると結婚式当日の朝に戻っていた。状況を飲み込むことができないサラがナイルズを問いただすと、彼はすでに何十万回も「今日」を繰り返しているという。

 

 

「パーム・スプリングス」映画ドットコム

 

映画館のCMから気になっていた作品でした。あらすじを読んでわかると思いますが、非常に頭の悪い作品です。ん?褒めてますよ?私自身、アメリカのこういったどうしようもないコメディ作品が好きなので、割と期待の作品なんですよね。「ハングオーバー」とか大好きです。

 

映画「パーム・スプリングス」の感想

非常にいい映画でした。個人的には90点くらいあげちゃう!

映画ドットコム的には3.9~4.1くらいついていて欲しいですね。

実際、私が期待したバカなアメリカのコメディ映画だったわけですが、想像以上によかったです。これはぜひ劇場で観てもらいたい作品ですね。

細かい感想は以下に書いていきます。ごゆるりとおつきあいください。

 

とても明るいタイムループ作品

もはや一つのジャンルとして確立しているタイムループモノですが、本作は割と異色な作品だと思います。

なんといっても底なしに明るいタイムループモノです。タイムループって先ほども書いたように、もう一つのジャンルとして確立してしまうくらいに描かれているわけですよね。古い作品だと、個人的には細田守の映像化でおなじみの「時をかける少女」の原作は1965年~1966年にかけて書かれた作品ですし、シュタインズ・ゲートに大きな影響を与えた「バタフライエフェクト」も2004年の作品で、もう15年も前の作品です。おそらく現在アラサーのオタクたちは通ってきたであろう「ひぐらしのなく頃に」も2002年から始まってますからね。

こういったタイムループものの作品って、ジャンル映画化していることからもわかるようにある程度のテンプレが存在しており、そのテンプレが往々にして話を重くする方向に作用するので全体的に暗かったり、シリアスだったりするわけですね。例外的に、2017年公開の「ハッピー・デス・デイ」は、このテンプレを守りながらも、底なしに明るい陽キャを主人公にすることによって作品全体を明るくした作品でした。

本作は、そのテンプレすらも斜め上に壊して、ループを受け入れるという形で作品全体を明るく、コメディ調にすることで、非常に見やすい作品になっていたと思います。

また、尺が90分と比較的短い中にちゃんと話を収めてきたのも評価高いですね。

 

ラブコメとしても出来がいい

コメディ色が割と強めで、面白いので隠れがちですが、キャラクターの心情の描き方と心情変化の描き方が地味に出来が良く、評価高いです。

この辺はネタバレ含むので、読みたい方は以下をドラッグしてください。

 

ネタバレ注意(読みたい方はドラッグしてね)

一番長くループしているナイルズはループを受け入れるという形で、同じことを繰り返すどうしようもなく退屈な世界を精一杯楽しむという生き方を選んでいます。そして、そこに彼にとってのイレギュラーとなるサラのループ入りで、精一杯の強がりだった彼の諦めに潤いが戻ってくるわけです。この辺のナイルズの生き生きとした演技は素晴らしかったですね。

そして、巻き込まれる形でループに入ったサラですが、最初こそは戸惑いますが、ナイルズのループを受け入れるという生き方に順応していきます。しかし、ある朝がきっかけで彼女の心境に変化が訪れます。そこからは、ナイルズとは違ったアプローチでループの謎を解明しようとするわけです。

そして、ループに巻き込まれていた老人ロイですが、彼も彼で、このループの中に穏やかな日常とナイルズへの許しを見出していきます。

三者三様にいかれたループの中で変わっていく心境の変化がちゃんと描かれており、この辺の描写が非常に上手だったと思います。しかし、この辺の描写はしょうもないコメディにかき消されがちなのかなぁ。という印象を受けました。褒めてますよ?私、しょうもないコメディ大好物ですから。「お!バカんす家族」とかみんなに観てほしいですもん。

 

良くも悪くもアメリカのバカ映画

この辺は好みの問題ですね。良くも悪くもアメリカ産のおバカな映画です。

設定はぶっ飛んでますし、下ネタもバンバン入ってきます。嫌いな人はとことん嫌いかもしれません。まぁ、私は大好きなんですけどね。

ただ、最近の映画にありがちなんですけど、よくわからない超常現象を量子力学でそれっぽく説明するのは個人的にはいただけない。曲がりなりにも学問の世界にいた身としてはその辺が鼻につくんですよね。本作に限った話ではないですけどね。

 

まとめ

映画「パーム・スプリングス」を観た感想を書いてきました。

本映画の良かった点・気になった点をまとめると以下のような感じです。

良かった点

タイムループモノとは思えない明るいラブコメ映画

コメディに目が行きがちだけど、人間心理の変化描写も細かくてGood !!

気になった点

良くも悪くもアメリカのバカ映画

量子力学を都合よく使いすぎ問題(本作に限った話じゃない)

 

実はそんなに期待してなかった作品だっただけに、想像をはるかに超える良作に出会えて大満足です。

若干下ネタ多めですが、万人におすすめできる面白い作品なので、ぜひ劇場で観てください!

 

ABOUT ME
おにぎりパン
名前:おにぎりパン 年齢:アラサー 生息地:石川県産,広島在住 職業:大学院生 趣味:旅行,映画,ラジオ