2021年公開映画

映画「リーサル・ストーム」感想

こんにちは、おにぎりパンです。

先日、「リーサル・ストーム」というアメリカのバカ映画を観てきました。予告編では巨大ハリケーン×ガンアクションという感じのアメリカB級映画かなぁ、まぁ余裕があれば観ようかな。という印象だったのですが、映画ドットコムの評価が2.7と異様に低かったので、「これは観ねばなるまい。。。」と立ち上がったわけです(映画ドットコムの評価が3.0を割ってくる映画は大体クソ映画です)。

というわけで本記事では映画「リーサル・ストーム」についての感想を書き連ねていきます。

大きなネタバレは書きませんが、一応ネタバレを書く際は白文字で見えないようにしとくので、ネタバレ部分を読みたい人は記事の該当部分をドラッグしてください。

映画「リーサル・ストーム」のあらすじ

 

あらすじ

ハリケーンの強度を表すレベルで最大の「カテゴリー5」になる超巨大ハリケーンが、プエルトリコの首都サンフアンに近づいていた。警察官のコルディーロは、マンションに籠って避難しようとしない元警察署長の頑固な老人レイを説得していたが、そうこうしているうちにハリケーンが到来してしまう。さらに、そこへ武装した強盗団が襲撃してくる。ハリケーンのため屋外への脱出は不可能な中、コルディーロとレイは強盗団を相手に生き残りをかけた戦いに身を投じる。

 

 

「リーサル・ストーム」映画ドットコム

 

タイトル的には大嵐によるディザスタームービーを予感させますね。

一方でトレーラーやポスターからは老いたメル・ギブソンが無双して強盗団をなぎ倒していく、いわゆる「舐めてた相手が実は殺人マシーンでしたもの」という印象ですね。

個人的にはメル・ギブソンが出るというのでそこそこ注目の作品ではありました。2017年に公開された「ハクソー・リッジ」は個人的にその年のランキングに入ってましたので。

 

一方で役者としてのメル・ギブソンにはあまり思い入れはなく、マッドマックスシリーズは大好きですが、リアルタイムで観たのは4作目の怒りのデスロードだけ(前3作もDVDで観てますよ)でその前の3作は私の生まれる前の作品ですからね。

 

次項で映画を観ての感想を書いていきます。

映画「リーサル・ストーム」の感想

結論から書きますと、アメリカのB級映画ですね。クソ映画と言えばクソ映画なんですが、クソ映画とこき下ろすほど酷いわけでもない(いや、酷いんですけどね(笑))という何とも中途半端な印象を受け、B級映画とするのが無難な落としどころなのではないかという感じですね。

まず、本作、タイトルから期待するディザスタームービーではなく、普通の警官 vs 強盗のアクションムービーです。この辺はまた後から触れますが、タイトル詐欺も甚だしいと思います。そして、アクション映画として面白いかと言われれば、そうでもないという本当に中途半端な作品です。

個人的には55点くらいですかね。映画ドットコム的には2.5~2.7くらいが妥当だと思います。

良くも悪くもアメリカのB級映画

お粗末なストーリーにお粗末な演出。そんなに見どころのないガンアクション。全体的に作りが雑で、良くも悪くもアメリカのB級映画ですね。

私はあまり好意的に見ないですが、この手のB級映画が大好物である人もいるという事実は知っているので、やはり一定の需要はあるのでしょう。

とは言えやはりかなりコアな層への需要しか無いので世間一般的にはクソ映画という認識でもいいのではないでしょうか(私的にはクソ映画とこき下ろすほど酷い作品でもないと思いますが)。

 

タイトル詐欺

映画を観た人なら誰しもが同じ感想を抱くのではないでしょうか?

先述しましたが、本作はタイトルからディザスタームービーかと思ったら、小さなアパートで警察官と強盗団が戦うというアクション映画なんですね。この時点で予想を裏切られて「???」となっているのに、肝心のアクション要素も別にそこまで面白いわけでもないという中途半端な映画です。もし、このアクションシーンも💩みたいな完成度だったなら、心の底からクソ映画認定してやるのに、別段すごくもないけど、貶すほどでもないという何とも言えない出来になってます。

タイトルについてですが、「ストーム」をタイトルに持ってくるほど作中の巨大ハリケーンは重要な設定ではないです。ぶっちゃけ作りたい環境を作るための理由付けとして巨大ハリケーンの接近が都合がいいから、そういう設定にしようくらいの感じです。別にこういった環境設定は普通ですし、本来なら槍玉にあげるほどではないのですが、本作のタイトルは「リーサル・ストーム」であり、タイトルにモロに絡めてしまってますからね。

じゃあ、「リーサル・ストーム」ってどんな意味だよ。って話なんですが、英語の「lethal(リーサル)」は「決定的な」や「致死的な」「致命的な」という意味です。「storm(ストーム)」は「暴風」や「嵐」という意味ですね。

要は映画のタイトルが「凶悪な嵐」みたいな作品なんですね。なのに蓋を開けてみたらちんけなアクション映画という始末。これは言い訳の余地がないほどのタイトル詐欺でしょう。

因みに、この「リーサル・ストーム」はあくまでも邦題であり、日本の配給会社がつけたタイトルですから、苦情は映画ではなく配給会社に言うべきですね。おそらくメル・ギブソンの大ヒットシリーズの「リーサル・ウェポン」を意識した邦題なんだと思います。

じゃあ、原題は何なのかと言いますと「Force of Nature」直訳すると「自然の力」。映画の趣旨に沿って訳すなら「自然の脅威」や「自然の猛威」と訳す方がいいでしょうか。

・・・原題でもタイトル詐欺じゃねーか!!

 

非常にテンポが悪い

本作を面白くなくさせている要因の一つに無駄に間延びしたシーンが多く、テンポが非常に悪い点が挙げられると思います。

ことあるごとに各キャラクターの回想や自分語りがはさまり、「俺なんの映画観てんだっけ??」となることが2時間の間に数回ありました。自分語りや回想は結構なのですが、登場人物のほとんどにこの自分語りが入り、全体的に見ても結構な頻度で入れてくる上に一つ一つが意味なく長く、寝不足で見ると睡魔との闘いになることは間違いないと思います。

この辺に関して、ちょっと具体的なシーンを書くので読みたい人はドラッグして読んでください。

ネタバレ注意(読みたい方はドラッグしてね)

中盤、ちょっとした事故からある人物が足を負傷して急ぎ治療しなければ・・・。という場面があるのですが、場所がしがないアパートということで、設備が無いのでアパートに住んでいる医者の部屋から物資を拝借してくるというくだりがあるのですが、一部あまりにちんたらしているように見えて、「あの人死んじゃうよ!」とすこぶる思ってました。

 

動いているメル・ギブソンを見られる!!

これまで本作を割とこき下ろしてきたわけですが、何とかして本作のほめるべきところを見つけたい!そうしてたどり着いたのがこれですね。もうこれくらいしか褒められるところが無いんです!!

先述したように、私の役者としてのメル・ギブソンはマッドマックスで止まってますので、抱く感想は「メル・ギブソン老けたなぁ」ですね。まぁ、「マッドマックス2」が40年前。「マッドマックス サンダードーム」が35年前ですからね。どちらも私の生まれる前の作品です。そりゃ、あのマックスだって老け込むさ。

さて、本作を持ち上げたところで、また文句を言わせてもらうのですが、多少なりともネタバレを含むので読みたい方はドラッグして読んでください。

ネタバレ注意(読みたい方はドラッグしてね)

本作で動いているメル・ギブソンが見られるのは非常にうれしかったのですが、トレーラーやポスターからメル・ギブソン無双を期待していた私としては不満の残る作品となりました。要は「コマンドー」のシュワルツェネッガー、「96時間」シリーズのリーアム・ニーソンを期待してたわけですね。

しかし、蓋を開けてみればメル・ギブソンが中盤であっさり退場してしまい、相当な肩透かしを食らってしまいました。個人的には不完全燃焼ですね。

 

まとめ

映画「リーサル・ストーム」を観た感想を書いてきました。

本映画の良かった点・気になった点をまとめると以下のような感じです。

良かった点

良くも悪くもアメリカのB級映画

動いているメル・ギブソンが見られる

気になった点

良くも悪くもアメリカのB級映画

タイトルと内容がマッチしてない、いわゆるタイトル詐欺作品

映画全体を通してテンポが異様に悪い

 

まぁ、率先しておすすめはしませんが、こういったB級映画が大好物という人もいるにはいるので、そういう方はぜひ映画館で観てきて欲しいです。普段あまり映画を観ない方はもっと面白い作品もあるので、この映画に手を出さないほうがいいと思います。

何はともあれ、動いているメル・ギブソンが見られるのはうれしかったです。

 

ABOUT ME
おにぎりパン
名前:おにぎりパン 年齢:アラサー 生息地:石川県産,広島在住 職業:大学院生 趣味:旅行,映画,ラジオ