2021年公開映画

映画「太陽は動かない」感想

こんにちは、おにぎりパンです。

先日、藤原竜也主演の「太陽は動かない」という映画を観てきました。

ということで本記事では映画「太陽は動かない」についての感想を書き連ねていきます。

大きなネタバレは書きませんが、一応ネタバレを書く際は白文字で見えないようにしとくので、ネタバレ部分を読みたい人は記事の該当部分をドラッグしてください。

映画「太陽は動かない」のあらすじ

 

あらすじ

謎の秘密組織AN通信。この組織に属するエージェントは心臓に爆弾が埋め込まれ、24時間ごとに死の危険が迫まるという。エージェントの鷹野は相棒の田岡とともに、死の危険を抱えながら「全人類の未来を決める次世代エネルギー」の極秘情報をめぐって、各国のエージェントたちとの命がけの頭脳戦を繰り広げる。

 

 

「太陽は動かない」映画ドットコム

 

ホリプロの60周年記念作品としてWOWOWと手を組んで製作された本作。本当は昨年春に劇場公開して、それに続いてドラマで別の話をやるはずだったらしいのですが、コロナウィルスの影響で映画は一年延期。一方でWOWOWオリジナルドラマは予定通りに放映されたというコロナ禍の影響を大きく受けた作品だと思います。

因みに私はドラマの存在を全く知らずに映画を見て、エンディングでドラマの映像が流れるのですが、「???」となりました。全く知らないシーンが垂れ流されるんですね。小日向文世や吉田鋼太郎といった映画で出てきていない俳優陣がなぜかエンディングで出てきて大いに困惑しました。

最初に述べたようにホリプロの60周年を記念して作られた作品だけあって、1ヵ月の海外ロケで撮影された本作はいい意味で日本映画らしくない映画となっています。特にアクションシーンはこれまでの日本映画と一線を画すものがあり、本当に一見の価値ありです。

 

映画「太陽は動かない」の感想

率直な感想としてはべた褒めするほどではないけど、面白い作品だったというところです。

映画好きなら見たほうがいいです。特にアクションシーンは非常にカッコいいですね。ただ、あまり通好みな作品ではないので、映画を見慣れた人からの票かは少し低くなりそうな作品だとは思います。

後は出ている俳優さんが好きなら観る価値ありですね。

普段映画を見ない方は割とわかりやすいアクション映画ではあるので、選択肢の一つとしていいと思います。

 

細かい感想は以下に書いていきます。

実写版ルパン三世??

映画「ルパン三世」メインビジュアル(C)2014 モンキー・パンチ/「ルパン三世」製作委員会

 

本作を観て個人的に感じたことが「実写版のルパン三世かな?」でした(実際に実写版あるんですよね。私は見てないですが。。。)。

話の概要としては基本は鷹野(藤原竜也)と田岡(竹内涼真)のバディもので、全体像の見えない巨大スパイ組織のエージェントとして活動する二人を軸に物語が進みます。

最初は同僚の死からその同僚の仕事を調べるうちに、新時代のエネルギー産業をめぐる争いに巻き込まれていくという話です。作中のマクガフィン(お宝)は新時代のエネルギー技術の核となりえる研究を行っている研究者なのですが、鷹野たちの属する「AN通信」と中国の大企業「CNOX(シーノックス)」、ハン・ヒョジュ演じる峰不二子のような謎の女エージェント、ピョン・ヨハン演じる謎の人物に雇われた因縁のライバルなどが、この研究者を奪い合うという内容です。

観ていて非常にルパン三世的な話だなぁと感じていました。

 

アクションシーンは素晴らしい!

本作の特記事項としてはいい意味で日本映画離れしたアクションシーンです。非常にクオリティが高いですね。特に藤原竜也とピョン・ヨハンはかなり良かったと思います。

正直このアクションシーンだけでも見る価値は全然ありだと思っています。

設定が面白い!

全体像の見えない巨大な産業スパイ組織とその組員。組員は心臓に爆弾が仕掛けられ24時間の定期連絡を怠ると情報漏洩のリスクから爆弾が爆発し死ぬという基本設定は非常に面白いと思いました。これにより、非常に上質なアクションに加えて、スパイとしての困難なミッションを達成できるかという「ミッションインポッシブルシリーズ」のようなワクワク感「定期連絡に間に合うのか!?」というドキドキが加わり非常に見ごたえのある作品になっていたように思います。

 

一方で、面白い設定ではありますが、もう少し練れた部分もあるのではないかと思います。

まず、胸に爆弾を仕込むという設定です。爆殺はビジュアル的に恐怖を駆り立てる非常に有効な手段なので、映像としては非常にいいのですが、設定としては若干甘いと言わざるを得ません。リアルを突き詰めていくと電気を流して心臓を止めるくらいじゃないかと思います。

また、定期連絡の方法も電話によるIDとパスワードの送信という非常にアナログな方法なのも引っかかりました。セキュリティの面の問題はあれ、最悪本人じゃなくても定期連絡ができてしまう仕組みはスパイ組織としては説得力に欠けるかなぁという感想です。身体に爆弾(ICチップ)を埋め込んでいるという設定なんだから、そのICチップをなぜ活用しないんだろうと心から思いました。

情報を詰め込み過ぎている

あらすじパートのコメントでも触れましたが、本来は映画としての本作とドラマとして別作品が連続して公開される予定だったらしいのですが、コロナ禍の影響で映画は一年の延期をして、ドラマだけ予定通りに放映された作品です。

ということで、映画とドラマで構成された話ではあるのですが、映画に産業スパイとしての機密情報を探るパート、機密情報を巡っての戦い、それに加えて藤原竜也演じる鷹野の過去パートが加わり非常に情報量が多いです。

また過去パートと現在パートでスピード感が全然違うので、過去パートがかなり間延びしているように感じました。過去パートの話も上手く絡めながら作品を作っているのは評価に値する部分ではあるものの、極端な話、過去パートがなくとも作品としては成立するので、そこを削るのも一つの手段だったのではないかと思います。流石に2時間弱の中に色々と詰め込み過ぎてる感は否めなかったです。

日本映画だからって日本語で喋らせればいいわけじゃない

本作では割と重要なポジションを固める役者として二人の韓国人が起用されているわけですが、韓国人なので当然ネイティブな我々ほどうまく日本語を扱えるわけではありません(別に差別してるわけではないですよ)。

その二人が、「そこでわざわざ日本語使う必要ある?」という場面で片言の日本語で会話をするので非常に強い違和感を覚えました。作品の設定としては何人なのかは知りませんが、英語+字幕くらいで演出したほうがリアリティがありますし、カッコよかったと思えるシーンが結構多かったと思います。

 

まとめ

映画「太陽は動かない」を観た感想を書いてきました。

本映画の良かった点・気になった点をまとめると以下のような感じです。

 

良かった点

アクションシーンは素晴らしい!

設定が面白い

気になった点

2時間の尺に話を詰め込み過ぎ

基本設定は面白いが、若干気になる点がある

時には英語+字幕がカッコいい場面だってある

 

アニメーション作品として、映画として、一つの作品として、本当にクオリティが高く申し分ない作品でしたので、ぜひ劇場で見てほしい一本です。

 

ABOUT ME
おにぎりパン
名前:おにぎりパン 年齢:アラサー 生息地:石川県産,広島在住 職業:大学院生 趣味:旅行,映画,ラジオ