「立ち仕事を始めたら足の裏が痛くて仕方がない」
そんな経験無いですか?
私は派遣の住み込みバイトでホテルの洗い場で働いていた時に、仕事のたびに足の裏が痛くてまともに夜も眠れないという経験をしたことがあります。
最終的にはこの問題を克服できたわけですが、可能ならばあんな思いは二度とごめんだと思うくらいに、この問題で疲弊していました。
この記事では、「私が行った対策」と「その中で効果があったもの」、「この問題にどう向き合えばいいのか」を私の経験をもとに書いていこうと思います。
ですから、以下のような悩みを抱えている人はぜひ本記事を読んでください。
・立ち仕事を始めたが、足の裏が痛くて仕方がない
・足の裏の痛みを解消したい
・旅行でたくさん歩いて足の裏が痛い
~目次~
私の場合
はじめに、私の身に起きたことについて紹介します。
同じ悩みでも根本的な原因が違ったりすれば症状や対処法も変わってくるからです。
スペック
最初に断っておきますが、私は結構な肥満体系です。
足の裏の問題なので、当然体重が重いほうが足裏への負担も大きくなります。
そういう点でいえば、私は十分すぎるくらいに足裏へ過剰な負担がかかる条件というわけです。
立ち仕事
私の場合は、ホテルの洗い場業でいわゆる中抜けシフトという形態で働いていました。
仕事時間は午前中に3時間程度、夕方から5時間程度の1日8時間前後の立ち仕事をしていました。
この時の履物はホテルから支給された長靴でした。
症状
足の裏が痛くなるのは、(昼休憩を挟んでいますが)大体6時間程度仕事をしたくらいからでした。
症状は足の裏がジンジン、ズキズキと痛いというものです。
痛いのは「足の指の付け根」と「踵から土踏まずにかけて」でした。
仕事中から痛くなり始め、一旦痛くなると立ってるのが辛くて仕方がありませんでした。
また、足の裏の痛みは寝るために横になっても続き、痛みのあまり夜中に悶え苦しみ、寝るまでに2時間以上かかる日々でした。
しかしながら、朝起きると痛みはほとんど感じられないか、多少足の裏に違和感がある程度になっていました。
しかし、連勤でシフトに入ると午前中の仕事が終わった時点で、足裏の痛みがぶり返し、仕事が苦痛で仕方がなくなるというありさまでした。
少し話はそれますが、実はこの症状と同じ症状を私は過去に何度か経験しています。
それは旅行などでたくさん歩いた時です。
ですから、本記事の対策は旅行にで足が疲れたという人の一部にも効果があると思います。
原因は?
先ほどの項目で私の症状について書いたように、足の裏の痛みについても様々な症状があるようです。
私もこの苦しみから解放されたくて必死にインターネットの海で情報を集め、様々な対策を試してみました。
足裏の痛みはそのほとんどが(部位こそ違えど)足の筋や腱、骨が炎症や損傷をおこしているためです。(痛いんだからそりゃそうだ)
結局は足への過度な負担が原因なわけです。
つまりは、足への負担を減らすことが根本的な原因の解消につながると考えました。
結果的にこのアプローチでは問題を解決することはできなかったのですが。。。
対策
ここでは私が試してきた対策を紹介します。
一応効果についてのコメントはしますが、特に効果的なものは次の項目で紹介します。
ですから、ここでは効果がなかったものを含めて紹介しています。
なぜ効果がなかったものまで紹介するかというと、皆さんに失敗(効果がない対策)を避けてもらえるようにです。(文字数稼ぎじゃないよ!)
対策するのも(高くはありませんが)お金がかかります。
できるだけ安価に対策したいでしょ?
靴の中敷きを変える
足裏への負担を少しでも減らすために、長靴にクッション性の高い中敷きを入れました。
長靴の履き心地は格段に向上しましたが、それでも足裏は痛くなりますし、問題の解決には至りませんでした。
足のサポーター
インターネット上の口コミではサポーターを利用すると改善されたという話が多かったので、サポーターを購入し装着して仕事に臨みました。
結果としては効果を実感することはできませんでした。
湿布
炎症には湿布だろう。ということで足裏に湿布を張ったりしました。
効果は無くはないって感じでした。
正しい使い方かはわかりませんが、とりわけ足が痛くなる前に足裏に湿布を張っておいてその状態で仕事に行くという形で湿布を張ると痛みがマシになったような気がします。(気がするだけかもしれませが・・・)
まぁ、その程度の効果です。
靴下二重履き
発想としては靴の中敷きと同じで、クッション性を上げて足裏への負担を減らそうという作戦です。
靴下の厚さ分、靴が窮屈に感じられて特に効果を感じられませんでした。
入浴
足裏への過度な負担のためか足裏の感覚が鈍くなっているように感じました。
なんとなく「血行が悪くなってるのか?」と感じたので、「血流をよくするには入浴だろ!」という発想で少し長めに湯舟に使っていました。
ありがたいことに、私の住んでいた寮は風呂が共同利用で、24時間循環式で湯舟が張っていたので、お手軽に挑戦できました。
結果としては、湯船につかっている間はかなり劇的に痛みがやわらぎました。
ただし、湯船から上がると相変わらず痛みを感じますし、横になって足裏に負担がかからない状態でも痛みは続きました。
効果は湯船につかっている間だけでした。
足裏マッサージ
痛いところは揉んでおけの精神。
湯船につかりながらや布団の上でと手軽にできます。
しかし、効果はいまいち。
痛み止め
薬局で売っている市販の痛み止めを服用しました。
結果的に、これがすぐにできる対策としては一番効果がありました。
痛みをゼロにすることはできませんでしたが、100あった痛みを60か70程度にしてくれました。
私としては、痛みにより睡眠時間が削られるのが辛かったので、眠くなる鎮痛剤が欲しかったのですが、近場の薬局はあまり規模が大きくなく、痛み止めもそんなに種類がなかったので、結局「ロキソニンS」に落ち着きました。
痛み止めはいろんな種類のものがるので、各々に合う合わないがあると思いますが、私の場合は痛み止めが一番効果的でした。
体重を落とす
足への負担をダイレクトに減らせます。
問題の解決にどの程度寄与したかわかりませんが、私は住み込みバイトをしていた2カ月間で体重を10 kgほど落としました。(落とせる余地が十分すぎるくらいにあったからです)
ちなみに、体重を落とした理由は足裏への負担を減らすためなどではなく、単純に仕事が肉体労働で、普通に生活をしていたら10 kg痩せました(笑)
効果的な対策
色々試したわけですが、痛みの解消に一番有効なのは「痛み止めの服用」でした。
夜寝る前に、市販の痛み止めを飲むと痛みがいくぶんかマシになります。
少なくとも私は痛み止めである程度の安眠を確保することに成功しました。
結局「慣れる」しかない
ネットで立ち仕事で足裏が痛いという人の悩みを調べていると、「そのうち慣れる」という話をたびたび見かけます。
どのくらいで慣れるかは回答者によってバラつきがありますが、大体2週間~1か月程度の期間、立ち仕事に従事すると痛くなくなるという話です。
基本、その慣れが来るまで痛みに耐えるしかないということでした。
この話に関してなのですが、私は完全に同意します。
私もホテルの洗い場の仕事を2カ月間やりましたが、大体3週間~1か月で足裏の痛みはなくなりました。
結局のところ、体が慣れるのです。
私の場合は、痛みを感じていた足裏の指の付け根部分の皮が明らかに分厚くなりました。
それに伴って、足裏の感覚、とりわけ足の指の感覚が鈍くなったように感じます。
なんか常に足の指がピンポイントでしびれているというか、血の巡りが悪いような感じです。
最初はかなり気持ち悪ですが、それもそのうち慣れます。
結論:1カ月ほど立ち仕事をすると足裏が強くなり、痛みがなくなる。
立ち仕事を辞めると足裏は元に戻る
加えて書いておくと、この強化された足裏(私は足裏アイアンマンと呼んでる)は立ち仕事を辞めると元に戻ります。
私は2カ月の住み込みバイトの中で、前半1カ月を足裏の痛みに苦しめられながら過ごしました。
そして後半1カ月は多少の連勤程度では動じることのない足裏アイアンマンとなったわけです。
しかし、バイト期間を満了して立ち仕事を離れると、足裏の皮は明らかに薄くなり、鈍っていた足の指の感覚も元に戻りました。
あれから立ち仕事はしていませんが、恐らく再び立ち仕事を始めると、また足裏の痛みに苦しめられる日々が来るものと思われます。
まとめ
立ち仕事を始めたら足の裏が痛くて仕方がなかった私の経験をもとに、足裏の痛みとその対策に関する内容を書いてきましたがいかがだったでしょうか?
本記事の内容を以下にまとめます。
・立ち仕事で足が痛くなるのには慣れるしかない
・しかしながら、痛みを完全に取り去ることはできないが痛みを緩和することはできる
・痛みをやわらげるには痛み止めを服用するのが良い
恐らく少なくない人が立ち仕事に従事しており、その中で一部の人ではありますが、確実に同じ悩みを抱えている人がいると思います。
この記事でそのような人の悩みを1人でも多く解決できればと思います。
ではでは~ノシ