雑談

苗字研究科と苗字にまつわる面白い話

こんにちは、おにぎりパンです。

最近はとあるゲームの発売とリアル生活のほうの多忙が原因で、ブログの更新ができてませんでした。

 

私はラジオが好きで、散歩の際にはラジオを聴きながら歩きます。

ほかにも、車で移動する際などは車内でラジオをかけています。

ちょうど日曜日にラジオを聴いていると『苗字研究家』という肩書で”高信幸男”さんという人が出てたんですよ。

テレビなんかにも出ているそうなので知ってる人も多いかもしれません。

その高信さんの話が面白かったので少し調べてみました。

今日はそんな現代の変人、苗字研究家 高信幸男さんについて紹介します。

 

高信幸男さんってどんな人?


TBSラジオより

高信さんは1956年の茨城県で生まれています。今年で63歳ですね。

元々は法務省に務める官僚だったそうです。

現在では、苗字研究家として様々なメディアに出演しながら、苗字研究を続けているそうです。

 

この高信さん、苗字に興味を持ち苗字研究を始めたのは高校1年生の時だそうです。

きっかけは、出身地である茨城県大子町の近所には同じ苗字が多く、出身中学校では全校生徒300人に対して苗字の種類が30しかなかったそうです。(田舎あるあるですね)

しかし、高校進学で各地から集まった人たちは皆苗字が違うことに面白さを感じ、地元の大子町の苗字の数を調べたことが研究の発端だったそうです。

この時から、苗字の由来やその苗字にまつわるエピソードを取材し収集しているとのことです。

高校1年生って16歳ですよ!

すごいバイタリティに満ち溢れた16歳だったんですね。

つまり、苗字研究歴46年!!

凄まじいですね!!!

 

話を少し戻しますが、この方はもともと法務省の官僚だったそうです。

各地の法務局に勤務し、2017年に退官されています。

皆さん法務局の仕事って知ってます?

私もこの記事書くために調べて笑っちゃったんですけど、法務局の仕事に一つに戸籍を管理する戸籍事務という仕事があるそうです。

つまり、様々な苗字と出会うことが仕事みたいなものなんですね。

こんなに素晴らしい就職をしている人はなかなかいないのではないかと思うくらいに、趣味と実益を兼ね備えた選択をされた方だと思います(笑)

 

 

苗字研究家としての活動

苗字研究家としての活動は先ほども書いたように高校1年生の頃より、旅をして現地取材によって苗字の由来やエピソードを収集されているそうです。

 

高信さん曰く、苗字調査方法のおすすめは20~30年前の電話帳だそうです。

最近では携帯電話が普及し固定電話が減少するとともに、電話帳に登録している世帯も減ってしまっています。

しかし20年前は携帯電話が広く使われていなかったうえに、個人情報に関する扱いも緩かったらしく、苗字と電話番号に加えて住所まで記してあるそうです。

高信さんはこの2,30年前の電話帳を北海道~沖縄まで計700冊所持しており、研究に活用しているそうです。

電話帳だけで700冊・・・(笑)。

 

現在では取材を進めるかたわら、各地で公演を行い、苗字の面白さを発信しているそうです。

著書

高信幸男さんは複数苗字に関する著書を出されています。

気になった方は一度お手に取ってみてはいかがでしょうか?

 

 

苗字の話

苗字の種類

苗字の種類は約13万にも及ぶそうです。

 

日本で一番多い苗字

日本で一番多い苗字は「佐藤」

これは有名な話ですね。

私も中学校の頃読んだ、山田悠介の「リアル鬼ごっこ」で知りました。

 

それでは2番目は?

「鈴木」さんが2番目に多い苗字だそうです。

この辺はまだ知ってますかね?

 

じゃあ3番目は?

「高橋」さんが3番目らしいです。

知ってましたか?

私は知りませんでした。

 

私の体感だとこの中では高橋さんと今まで一番多くあってきたかもしれないですね。

実際の数と体感で少し差があるように感じます。

 

「藤」の字は「藤原家」が由来

これも割と知られている話ではないでしょうか?

佐藤や加藤、伊藤などの「藤」の字を持つ苗字は先祖をたどると「藤原(中臣)鎌足」にたどり着きます。

これは、日本史における藤原家の勢力の強さに由来するもので、全国各地に溢れかえった藤原家を整理するために、住んでる場所職業に由来する文字と “藤” の字を組み合わせた苗字が全国で生まれまくった結果だそうです。

 

佐藤さんの場合

左藤さんの場合は職業が由来という説がメジャーです。

昔の左衛門尉(さえもんのじょう)という職についていた藤原さんが左衛門尉から “左” の字を藤原姓から “藤” の字をとり左藤を名乗ったのが始まりだそうです。

左衛門尉ってそんなにいっぱいいたんですかね?

 

また、栃木県佐野市の “佐” に由来するという説もあるそうです。

 

工藤さんの場合

工藤さんは佐藤さんと同じく職業由来です。

当時職人さんをやっていた藤原さんが、工(たくみ)の文字と “藤” の字を組み合わせ、工藤を名乗ったそうです。

 

武藤さんの場合

武藤さんは武者所に務めていた藤原さんだそうです。

 

加藤さんの場合

加藤さんは地名由来の苗字です。

加賀(現在の石川県)に住む藤原さんが加賀から “加”の字をとり、藤原から “藤” の字をもらい、加藤を名乗ったのがルーツだそうです。

 

伊藤さんの場合

伊藤さんも加藤さんと同じ地名由来の苗字です。

伊藤さんは伊勢(現在の三重県)の藤原さんだったそうです。

工藤さんの場合

 

変わった苗字とその由来

小鳥遊

「小鳥遊」と書いて「たかなし」と読む子の苗字。

最近ではアニメや漫画で同名のキャラクターも多いため、かなり読める人も増えてきたのではないでしょうか?

この苗字は和歌山県東牟婁郡那智勝浦町にしかないそうです。

件数にして5,6件らしいです。

レアですね。

 

由来

小鳥遊さんの由来ですが、猛禽類の「鷹」がいない環境では鷹に襲われることもなく「小鳥」も「遊」ぶことができる、ということから「鷹がいない」→「鷹がない」→「鷹無し」=「小鳥が遊べる」→「小鳥遊(たかなし)」となったそうです。

ダジャレですね。

この話も結構取り上げられているので、知っている人も多いと思います。

 

では、実際のところ、どのような経緯で「小鳥遊」さんは爆誕したのでしょうか?

実は、この「小鳥遊」さんも元々は「高梨」さんだったそうです。

明治初期に日本国民の戸籍を登録する際に、和歌山県の「高梨」さんは「高梨」で届けるのは面白くないと考え、上記のダジャレにちなんで「小鳥遊」と届を出したために今日の「小鳥遊」さんがいらっしゃるそうです。

発想が現代のキラキラネームのそれに近いですね(笑)

小鳥遊さんの先祖は100年以上時代を先取りしていたようです(笑)

 

左衛門三郎

「左衛門三郎(さえもんさぶろう)」さんです。

これが苗字です。

「左衛門 三郎」さんではありません。

苗字:左衛門三郎

です。

この苗字には衝撃を受けましたね。

「フルネームじゃん!!」

って思うでしょ?

左衛門三郎さんは埼玉県に住んでいらっしゃるようで、日本で2件しかない苗字だそうです。

ウルトラレアですね。

 

由来

この苗字の由来は、上で「佐藤」さんの由来を説明したときに出てきた左衛門尉(さえもんのじょう)という役職に由来する苗字だそうです。

三郎はどこから来たんや!?

それは、左衛門三郎を名乗った人が武士の家の三男だったためだそうです。

つまり、武士の家の三男が左衛門尉の役職に就いたから「左衛門三郎」となったとのことです。

 

羽生

羽入と書いて皆さんどう読みますか?

「はにゅう」「はぶ」という読み方がありますよね。

この読み方はそれぞれフィギュアスケートの「羽生(はにゅう)結弦」選手と将棋棋士の「羽生(はぶ)善治」九段で知っている人が多いのではないでしょうか?

 

この読み方の違いはそれぞれの苗字のルーツの違いによるものです。

 

羽生(はにゅう)の由来


プリ画像 by GMO

「はにゅう」読みは宮城県にある「羽生(はにゅう)」という町がルーツだそうです。

羽生結弦選手も宮城県の出身ですね。

この羽生(はにゅう)という地名の由来は昔、朝廷に羽毛を献上していた地域であったために “羽” が “生” まれる地ということで「羽生」と呼ばれるようになったそうです。

その地に住んでいた一族が地名に由来して「羽生(はにゅう)」姓を名乗ったそうです。

 

羽生(はぶ)の由来


Pinterest

「はぶ」という読みは鹿児島県の種子島にルーツがあるそうです。

この羽生(はぶ)という苗字の由来は菅原道真が大宰府へ島流しとなった際に嵐と遭遇し船が漂着した場所が羽生の浦という地名だったそうです。

その際に、ともに島流しとなった道真一族の一部が「羽生(はぶ)」という姓を名乗ったのが始まりだそうです。

その後、羽生(はぶ)一族は種子島の城主に呼ばれ、種子島で繁栄していったために、種子島にルーツがあるとされています。

ちなみに、羽生善治九段のお父さんは種子島の出身だそうです。

 

「はにゅう」vs 「はぶ」 どっちが多い?

全く同じ「羽生」という文字でありながら、読み方が違う両者ですが、どちらの読みのほうが多いのでしょうか?

正解は・・・

8:2で「はにゅう」の方が多いそうです。

ですから、「羽生」という苗字の人に出会って、出身地から読みを判断できない場合は「はにゅう」と読んでおけば8割がた正解するはずです。

 

薬袋

「薬袋」さん。

読めますか?

「くすりぶくろ」さんじゃありません!

「薬袋」と書いて「みない」さんと読むそうです

「みない」を変換してみてください。

私のパソコンでは「薬袋」と変換できました!!

 

由来

この苗字、実は戦国大名「武田信玄」が名付けたとされています。

戦国時代当時はその国のトップが没すること、それ即ち国力の低下に直結し隣国から攻められる危険性を孕んでるために、国主の死はトップシークレットとされていました。

特に武田信玄は用心深く、自身の死を3年隠し通すように家臣に命じた話はあまりに有名です。

しかしながら、晩年の武田信玄は病に苦しみ、常に腰の外から見えないところに薬袋を忍ばせて、こっそりと薬を服用していました。(死に直結する病もまたトップシークレットだったのです)

しかし、ある時、その薬袋を落としてしまい、御側付きに見られてしまいます。

その際に、武田信玄は御側付きに対して、「今のは見なかったことにせよ」と命じ、その謝礼として、信玄直々にその御側付きに「薬袋(みない)」の苗字を与えたとされています。

武田信玄に由来することから、薬袋さんは現在の山梨県を中心に今でも家計が続いているそうです。

まとめ

今回は苗字にまつわる話をまとめてみました。

いかがだったでしょうか?

私自身も比較的「珍しいね」と言われる苗字なので、調べていて楽しかったです。

上でも紹介しましたが、苗字研究家の高信幸男さんは数冊著書があります。

この記事を読んで苗字というものに興味が沸いた、面白かったという人は一度手に取ってみてはいかがでしょうか?

 

 

 

久しぶりに記事を書きましたが、インプットしたものをアウトプットすることの大切さを改めて感じることができました。

今後も、私が気になって調べたことや、ちょっとした雑学なんかをアウトプットしていこうと思います。

長い記事だったと思いますが、ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございました!!

ではでは~ノシ

 

ABOUT ME
おにぎりパン
名前:おにぎりパン 年齢:アラサー 生息地:石川県産,広島在住 職業:大学院生 趣味:旅行,映画,ラジオ